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歌人・村下孝蔵フォーエヴァー 同窓会2009 コンサートレポート第1部 ( その1 )
歌人・村下孝蔵フォーエヴァー 同窓会2009 コンサートレポート第1部


いつも Jendela Saya をご覧いただきまして、ありがとうございます。

7月25日に東京・浜離宮朝日ホールで歌人・村下孝蔵フォーエヴァー 同窓会2009がおこなわれました。
今回のコンサートを実現してくださった関係者の皆様に感謝申し上げます。

記録として残しておきたくて、コンサート内容をまとめました。

【 おことわり 】
・このレポートは、筆記による記録に基づいているため、詳細な部分での書き間違い、記憶違い、
 聞き逃し等、間違いを含んでいる可能性があります。(故意・悪意はありません)
・内容に関する質問にはお答えすることはできません。
・このレポートの引用、転載はお断りします。
・このレポートに関して、コンサート出演者、主催者、関係者の方への問い合わせ等はおやめください。
・他人が書いたレポートを不快に思われる方、自分だけの思い出としてコンサートのことを大切に
 しておきたいというかたは、ご覧にならないことをお薦めいたします。
・レポートでは敬称を省略させていただいています。
・自分の感想も併記いたしました。不快に思われる方は読み飛ばしてください。
※文字数の関係で2つに分割して掲載いたします。

以上のことをご理解いただいた上で、レポートをお読みいただければと思います。

※ 下記の コンサートレポートを読む をクリックしてください。

photo and written by atempo2006.
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すべての写真と記事の無断使用を禁止します。





【 記号の意味 】
  ○:映像素材が流されたことを意味します。
   (コンサート映像はすべて日清パワーステーションのテイクほか)
   出演者:ボーカル・ギター 村下孝蔵、ギター経田康、 パーカッション鈴木裕文、
       キーボード川上康子、コーラス松浦誠二、 コーラス高田三郎
       (自分が知っているお名前のみです。ごめんなさい。)
  ■:今回の会場でのライブ内容です。
  AB:アコースティックバンドの意味。


【 レポート 】

1部、2部の2回おこなわれましたが、ゲストおよび演出構成は基本的に同じでした。
レポートはひとつにまとめようとも思いましたが、やはり2つにしました。


オープニング( 14時00分 )

■鐘の音。会場暗転。

■ステージ中央のスクリーンに村下孝蔵さんの写真がつぎつぎと映し出されます。
 ・学生服(詰め襟に帽子)
 ・水俣1中の旗を持ち学生服姿
 ・広場(校庭?)でバンド演奏の練習をしている

■ステージ中央スクリーンにビデオが映し出されます。
 ・水俣駅のプラットホーム。上着ジャケットのポケットから何かを次々と出して
  カメラに見せる笑顔の村下さん。( まるで奇術師のよう )
 ・広島アートフェスティバルに出演したときの村下さん。
 ・歌番組に出演したときのビデオ。
  井上順さんと芳村真理(?)さんの間に立っている村下さん。
 ・歌番組でギター演奏しながら唄っている村下さん。

■再び、ステージ中央のスクリーンに映し出される村下さんの写真。
 ・エレキギターを抱えている姿。
 ・小学校の校庭で平均台に座ってアコースティックギターを弾いている村下さん。

■ ステージが明るくなる。

■ 松山行きフェリー §Vo:村下孝蔵さん 演奏:村下孝蔵AB

■ MC(松浦誠二)
 「みなさん、こんにちは。村下孝蔵の・・・」 
 (注) ここで松浦さんの言葉に少し間があったため、客席から「ファンで~す」の声がありました。(^_^;

MC(松浦誠二)
「村下孝蔵の暗く悲しい世界にようこそ!」(会場拍手)

■ 北斗七星 §Vo:村下孝蔵さん 演奏:村下孝蔵AB

■ この国に生まれてよかった §Vo:村下孝蔵さん 演奏:村下孝蔵AB

■ MC(経田 康)
 「 おひさしぶりです。元気でしたか?(会場から拍手、返事)
   村下さんが亡くなってから10年目を迎えたコンサートです。
  19日に行われた広島でのコンサートも成功しました。その時とは構成が違います。
  冒頭イントロで流れたビデオですが、学校での授業のベルをイメージしました。
  そう聞こえましたか? あれ、聞こえなかった? 教会のチャペルに聞こえてしまったかな。(笑)

  さきほどの映像の中で村下さんが、まるでドラえもんみたいにポケットから次々と出していましたが
  何だか分かりましたか? 
   実は、まんじゅうなんです。糖分を摂ると力が出るから、いつも持っているんです。
  コンビニへ行くと羊羹(ようかん)が売っていますよね。ツアーメンバーで立ち寄ったときに
  誰が買うんだろうね~。買う人っていないんじゃないの?と話をしていたら、
  村下さんが買っていきました。甘い物はすぐにエネルギーになるということで食べていました。

  きょうは、あっという間に終わってしまいますから、一生懸命に応援してくださいね。
  
  素敵なゲストに来ていただいています。
  83年の初恋ツアーでキーボードとコーラスを担当していただいた伊藤美奈子さんです、どうぞ!」

■ ステージに伊藤美奈子さんが登場。(会場、拍手)
  ( 白の上下に薄緑色のショール姿。とても清楚な印象です。)

■ MC
 経田「 相変わらずお綺麗です」

 伊藤「 あまり聞き慣れない言葉を聞くと歌詞を忘れてしまいそうです。(笑)」

 経田「 83年の初恋ツアーはどうでしたか? 初恋と踊り子がヒットした時期で
     すごかったと思うのですが。 」

 伊藤「 孝蔵兄さんコールの中で村下さんの出番の前にステージに出たときは、とても緊張しました。
     村下さんを待ちわびている皆さんのエネルギーは凄かったです。
     私は生まれも育ちも東京です。村下さんが方言で「美奈子ちゃ~ん」と呼んでくれたことを
     思い出します。」

 経田「 当時の写真が見つかったのでご紹介します 」

  正面スクリーンに写真が映し出されます。
  1枚目:駅のプラットホーム。停車している電車の前で集合写真。

 経田「 初恋コンサートツアーの写真ですね。
     急行・阿波という表示があるけど、どこかな。徳島? 徳島ですね。
     伊藤さんは若くて、いまでもそうですけどお綺麗ですね。
     僕は髪を伸ばして、ずいぶんありましたね。」

  2枚目:楽屋での写真。(写真は他にもう1枚ありました)

 経田「 コンサートの楽屋です。地元有志の方達と一緒に写っています。
     村下さんだけがカメラ目線なんです。さすがですね。
     途中でカモシカが出る旅館もありましたね。
     村下さんはデュエット曲が少なくて、しっとりと歌い上げてくれたのが大安吉日でした。」

 伊藤「 大安吉日を唄ったのは21歳の時ですが、詞をすべて受け止めることは出来ませんでした。
     いま46歳になって歌詞の意味が分かる気がします。もう一度こうして大安吉日を歌えることは
     偶然ではないと思います。」

 経田「 歳をとって初めて分かるというのは、よく分かります。色々あったから・・・。」

■ 大安吉日 §Vo:伊藤美奈子 演奏:村下孝蔵AB
  (注)背筋を真っ直ぐ伸ばした良い姿勢で、まるで昨日のことのように変わらぬ美しい声。
     間奏では緊張なさっているのか、少しうつむき加減でした。

■MC
 伊藤「 いまは音楽から離れていますが、子供達と関わっています。
     言葉でコミュニケーションがとれる子、とれない子達と関わっています。
     私は自分を閉じる事が楽だということに慣れていましたが、やっと開くことになりました。
     2000年にCD『楽(gaku)』を出しました。」

■ 啓く(ひらく) §Vo:伊藤美奈子 演奏:村下孝蔵AB
  伊藤美奈子さんがステージから、はけました。(会場、拍手)

■ MC
 経田「 前回のメモリアルコンサートで初めて聞きましたが、心にストレートに伝わります。
     歌っていいですね。歌えることは素晴らしいと思います。
     僕が出来るのはギターを弾くことと、あと出来るのは布団ですね。
     あっ、布団は『敷く』か。(会場笑)
     伊藤さんは児童相手に歌うことをされているそうです。
     詞を見るだけでも共感するところがありますので、是非、聴いてみてください。

     きょうはもう一人ゲストがいます。
     この方の曲は何回もコピーしました。
     かぐや姫のメンバー、山田パンダさんです 」

■ 山田パンダさんが登場。(会場、拍手)

■ MC
 山田「 こんにちは。この時間に歌うことはあまりないので新鮮です。
     村下君を想いながら楽しみましょう。(会場拍手)
     何度も会っているわけではないんです。
     この10年間、村下さんのことを思ってました。
    僕が一番好きな曲を歌います。(会場拍手)」
 経田さん、ステージからはける。

■ 踊り子 §Vo+G:山田パンダ(ギター1本)
 (注) ステージ用のデスクにはコーラのペットボトルとコップが置いてあります。
     絞り出すような、むせび泣くような、優しい歌声でした。

■ MC
 山田「 今年も墓園にお参りに行ってきました。ギター地蔵にギターの形をした小さい
    ストラップが置いてありました。もし、この中に置いてくれた人がいたら
    教えてもらえるでしょうか。 (注:会場からの反応はありませんでした)
    そうか、いないですか~。僕は10年間、ピックを置いてきたんです。
    ストラップが置いてあったので誰かなと、とても気になっていました。」

 山田「 むかし、村下さんは広島でアマチュアコンサートに応募したんですが、
     残念ながら落ちてしまった。
かっがりした村下さんを私の弟が飲食店で見つけて名刺を渡しました。
     村下さんのことがとても印象に残っていたので、そうしたらしいんです。」
   (注)聞き逃した部分があります。

 山田「 村下さんとは池袋のジョイントコンサートで会いました。、
    アンコールの連続で二人とも盛り上がってしまい、いつまでも演奏していました。
     あの時にいた人はいますか? (会場から拍手がひとつ)
     なかなか終わらなかったよね~。(とても懐かしそう)
     それまで2回しか会っていないのに、とても盛り上がりました。
     それで、しまいには会場の管理者から「早く終わってくれ」と叱られてしまいました。
     村下さんとは、また一緒にやりましょう!と話し合って別れました。
     その2週間後に村下さんは逝ってしまいました。
     10年目に呼んでくれたことを感謝します。ここで経田君を呼びます。」

 山田「 この10年、ずっと続けてきてくれて、ありがとう。」(注:経田さんに向かって)

 山田「 村下くんと組む前に経田君は僕と一緒にやっていました。
     そのことを村下君は知っていたのかな?」

 経田「 ええ、知っていましたよ。福岡の空港で3人で一緒になったことがありましたよね。
     村下さんは山田さんのことをよくご存じでしたよ。」
   (注)山田パンダさんは、3人が一緒になったことを憶えていらっしゃらないご様子。

 山田「 村下くんはコーラをステージドリンクにしていました。普通、僕らは炭酸が入っているものは
     ステージドリンクにはしないので、ゲップが出てしようがないんじゃないの?と言うと
    『いや~、これがスカッとしてよかとですよ』と応えてました。強靱な喉と迫力の持ち主でした。」

 山田「 毎週日曜日に横浜ドリームランドでコンサートをしていました。会場までの自動車の中で
      いろいろな話をしたね。」

 経田「 村下さんにとっても山田さんは雲の上の人でした。」

山田「 池袋ライブの後に電話をもらったんだけど、公演で出られなかった。
      あとで電話をしようと思っていたんだけど間に合わなかったんです。」

 山田「 村下さんの実家でホームビデオを見せてもらいました。村下さんのお父さんが撮影している
     ビデオカメラの前でギターを弾いていました。一曲終わるごとにお辞儀をしたりして。
     ビデオの背景には障子が映っていました。約40分間見せてもらいましたが、ギターは上手でした。」

 山田「 いつだか村下さんの家に電話して、村下君だと思って話していたら
     お父さんだったことがありました。二人の話し方は似ているから
     5分間くらいは分からなくて話をしていました。」

 山田「 村下さんがデモで持ち込んだときには、こんな歌い方をしたのではないかと、
     僕なりに唄います」

■ 松山行きフェリー §Vo:山田パンダ ギター:経田 康
   (注)とても優しくて絞り出すような声。バラード調の「松山行きフェリー」でした。

  村下孝蔵ABメンバーがステージに登場。

■ MC
経田「 パンダさんがバラードで松山行きフェリーをやりたいと言ったんです。」

山田「 きょうは絶対に村下さんは来ているよな。(注:ステージ上方を見上げる)
     『どげんしとっと』と言っているんじゃないのかな。
     歌詞の中で『写真をばらまいたように』という部分は、実家が映画館だったから
     なんだろうね。そうじゃなけりゃ出ない詞だね。」

■ ロマンスカー §Vo:山田パンダ 演奏:村下孝蔵AB

■ MC
 山田「 『君はいない』という部分では村下がいないと思ってしまうね。」

■ 風の街 §Vo:山田パンダ 演奏:村下孝蔵AB
 (ステージの右端から左端まで歌い歩く山田パンダさんは、とても楽しそう)

■ MC
経田「 本当に温かい人です。昔、ステージで緊張している僕を見つけたパンダさんは
     僕のお尻にギターシールド(※)を刺す真似をして、リラックスさせてくれました 」(会場笑)
     (※ギターのケーブルのこと)

○ 春雨 (コンサートからのビデオ素材)
 MC 村下「 広島から瀬戸内海フェリーが出て行くのは切ない風景です。広島駅から宇品行きの
      路面電車に乗ると宇品港に着きます。宇品から松山行きフェリーが出ています。
      『松山行きフェリー』『丘の上から』の舞台だなと見てください。
      旅行したいと思うのならば、広島から松山観光港に着くと海がコバルトブルーで
      とてもきれいです。バスで30分くらいで三越前で降りるとお城が見えます。
      お城の下からロープーウェイに乗ると『夢の跡』の舞台です。
      なんだ、歌詞は見たままんじゃないかと思われるかも知れません。
      この辺りを村下さんが歩いたんだと思ってみるのも良いですね。
      夕暮れの松山城はきれいです。
      こういうことを話していると段々と声が小さくなりますが、照れているからです。」

  (注)広島、宇品、松山のことを話している村下さんは、とてもすがすがしくて、
     とても楽しそうに話をされていました。

○ 踊り子(コンサートからのビデオ素材)

○ 酔いしれて (コンサートからのビデオ素材)

 MC 村下 「 人の出会いはこれからも大切にしていきたいと思います。
         人は会うべくして会ったのだと思います。
         皆さんとも会うべくして会った、そう思います。
         これからも出会いを大切にしていきたいです。 」

○ 丘の上から (コンサートからのビデオ素材)

■ MC
 経田「 どうでしたか? 代表曲がクローズアップされていますけれど、新しいファンの
     方にも沢山の曲を聴いて欲しいです。

     それではメンバー紹介をしたいと思います。
     キーボード村岡貞彦~。 (会場拍手)」
 
 ここで村岡さんがステージに登場。
 
 経田「 とてもユニークな人で、ちゃんと音楽大学を出て教室も開いています。
     どうすれば教室で教えてもらえますか? 」

 村岡「 スタジオムジカでネットで調べてください。」

 経田「 なんでムジカなの?」

 村岡「 イタリア語等で音楽のことをムジカというんです 」

経田「つづいて、村下さんのコンサートでお馴染み、コーラスで優しい声を聞かせてくれています。
    コーラス松浦誠二~。」 松浦さんステージに登場。

 松浦「 こんばんは~ 」(会場拍手)

 経田「 松浦さんは森高千里さんの『雨』を作曲をしたんです。
     広島公演では、西田篤史さんがドラゴンフライというお店を開いたので、
     プレ・オープンパーティをしたのですが、そこで『雨』を唄ってくれました。
     西田さんは感動して泣いていました。」

 松浦「 歌を歌うときはとても緊張します。お客さんの顔が見えると特に緊張します。」

 経田「 パーカッション鈴木裕文~!」

 鈴木「 キャオゥ!」 そして、ステージに登場。(会場拍手)

 経田「 彼もユニークで、そのキャオゥって何なの? 
     指にテープを巻いているけれど、何? 」 
     (注)鈴木さんのサングラスについての話もありました。

 鈴木「 指が切れるときがあるので。テープを巻いていると思いっきり演奏できます」

 経田「 ベース桝井 要~!」 桝井さん登場。

 経田「 桝井さんは大阪から今日何時に来たんですか? 」

 桝井「 今日、大阪を出たのでは間に合わないよ。(笑)」

 経田「 桝井さんの実家は大阪のまんじゅう屋で、成金まんじゅうというお目出たい
     まんじゅうなんです。」

 桝井「 ベース1本かついで大阪からやって来ると、いつも言われているので、
     周囲の人達には信じている人もいますが、ベース1本だけではありません。
     村下さんがなくなられて10年。経田さんをはじめとして関係者の努力によって
     コンサートをこうしてやってこれました。感謝しています。
     これからも、よろしくお願いします。」 (会場大きな拍手)
 
 松浦「 ギター経田康~! いつも大変だと思います。」(会場拍手)

 経田「 ちょっと告知の時間をとらせて下さい。」
  (注)ここで告知が行われました。箇条書きにします。

    ◇村上 保さんのきりがみ展が開催。
     村上保 きりがみ展 - すぐそばに居る郷愁 -
     期間:2009年8月6日(木)~9月6日(日)
     時間:10:00~20:00 ※会期中無休
     場所:東京国際フォーラムB棟1階アート・ショップ内
     主催:エキジビション・スペース
     URL: http://www.apj-i.co.jp/

    ◇本「村下孝蔵STORY」
     URL: http://www.sonymagazines.jp/book/detail.php?goods=013306

 経田「 村下さんのことは、これを読めば全てわかるというものです。
     一番苦労したのは年表を作るときに、何人もの人に取材をして、
    その確かさを確認することでした。たとえば一人の人からお話を伺っても
    それがどのくらいの確かさなのかを他の人にも確認するわけです。
    お留守の場合や返事待ち等で2,3日はすぐに経ってしまうので大変でした。
    作家・編集者は現地で色々な人を訪問して取材しますが、
    あるとき、取材した日が村下さんのおじいさん宅の大きな門を取り壊す日
    だったこともあったそうです。
    村下さんはどういう人だったのか、大切にしていたものが分かります。」
          
    ◇CD『GUITAR KOZO』
    URL: http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=MHCL000001541

 経田「 当初、少しとまどいました。村下さんはコンサートでフルコーラスを20曲やると
     30カ所で600曲以上ではきかなくて、1000曲以上のテイクから選ぶ必要が
     あったからです。また、TAB譜をつけて欲しいという話がありました。
     これは難しかったです。僕はTAB譜を知らないんです。普通、ミュージシャンは
     TAB譜は使わず音符を使います。
     ソロと違いギター二本だけの演奏は緊迫感があります。音楽に向き合う中で
     信頼感がおさめられていると思います。当時は、テンションが高かったのだと思います。
     まだ、収録されていない色々なテイクもあります。 」
     (注)今回のCDの売れ行きによっては、未収録テイクが発売される可能性があると
        考えて良いのでしょうか。 そのようなニュアンスを感じました。

    ◇展示ギター LA-58C

 経田「 会場に入るとギターが展示されていたと思いますが、村下さんが特注した
     モデルです。ハイポジションを弾きたいのでカッタウェイモデルを作りました。
     一度、村下さんもテストをしました。」

 経田「 みなさん、同窓会って出ています? せ~の、「ポンッ!」(会場から拍手の音)
     結構多いですね。函館東高校の同窓会へ行ったら、いま何をやっているかを
     全員がひとりずつ壇上で言うことになり、私は音楽関係をやっています、と
     話をしました。自分のことを説明することは難しいですね。」

 松浦「 僕も行きたくないですね。その前に案内が来ないですね。」

 経田「 この同窓会は毎年やったほうがいいですか?」 (会場拍手)

■ 90ページの日記帳 §Vo:松浦誠二 演奏:村下孝蔵AB
  (注)とても伸びやかな声でした。

■ 同窓会 §Vo:松浦誠二 演奏:村下孝蔵AB
(注)松浦さんは手拍子をしながら唄っていました。

■ MC
 経田「 同窓会も次の曲で終わりです。
     大がかりなコンサートよりも、もっと小さい規模でのコンサートはどうかなと思います。
     飲み物、食事も出来てという形はどうでしょうか。(会場拍手)    
     普通、同窓会は毎年はやらないけれど、どうでしょうか。

     また同窓会を出来ることを楽しみにしています。
     きょう来たくても来れなかった人にも拍手をお願いします。(会場拍手)」
  (注)聞き逃した部分があります。

■ 青春の日々に §Vo:松浦誠二 演奏:村下孝蔵AB
  (注)ステージ中央スクリーンには、村下さんがこちらを見て微笑んでいる写真が映されました。

( アンコールの拍手 )

■ゲストの山本パンダさん、伊藤美奈子さんもステージに登場。
 経田「 みなさんと一緒に村下さんを呼んで、例の曲で盛り上がりたいです 」

○ コンサートからのビデオ素材
  MC 村下「僕は前から思っていたんですが、ギター1本だけで皆さんと歌いたいです。
      僕がこうして歌うことって本当に珍しいんだから、みんなも一緒に歌ってね。」
    (注)ギターを抱えたままで、ステージ上でかがむ村下さん

○ 初恋
 (注)ビデオに合わせて、ステージ上の出演者、会場客席が全員で合唱しました。
    1番の演奏は村下さんのギターのみ。2番以降はバンドも加わった演奏でした。

■ MC
 経田「 この曲でお別れです。
      じゃ、村下さん、始めましょうか」 

○ 歌人 (コンサートからのビデオ素材)

16時15分 コンサートはお開きとなりました。
by atempo2006 | 2009-08-10 22:00 | 村下孝蔵
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